自動車整備士は英語で何という?資格名の英語表記と使い方

自動車整備士を英語で何というか、資格名の英語表記を紹介する記事のアイキャッチ。作業台の辞書と工具

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外国から来たお客さんに仕事を聞かれた時や、英文の書類を書く時、『整備士って英語で何て言うんだろう?』と迷いますよね。

結論から言うと、自動車整備士を英語で言うなら「mechanic(メカニック)」が一番伝わりやすい言葉です。ただ、資格名には国が決めた公式の英訳が見当たらないので、書類では中身を英語で説明するのがコツなんです。

この記事では、場面ごとの英語の言い方と、カタカナでの読み方を紹介します。

目次

自動車整備士は英語で何という?

先に結論

自動車整備士を英語で伝えるなら「car mechanic」「auto mechanic」のように mechanic を使うのが基本です。会話では mechanic だけでも十分伝わります。

英語で整備の仕事を表す時、いちばんよく使われるのが mechanic です。「機械を直す人」という意味の言葉で、車の話をしている時なら mechanic だけで整備士のことだと分かってもらえます。

車の整備だとはっきりさせたい時は、前に言葉を足しましょう。

英語の言い方ニュアンス
mechanic整備士。会話ならこれだけで通じる
car mechanic車の整備士。日常会話向き
auto mechanic / automotive mechanic自動車の整備士。少しかしこまった言い方
motor mechanic自動車の整備士。国の書類でも使われる言い方
diesel mechanicジーゼル車(大型車など)の整備士
motorcycle mechanic二輪の整備士

外国の法令にも「Motor Mechanic」が出てくる

『それって本当に通じるの?』と心配な方もいるかもしれません。実は、外国の法令にも整備士がこの言い方で載っているんです。

たとえばオーストラリア連邦政府のビザに関する法令では、職業の一覧に「Motor Mechanic (General)」「Diesel Motor Mechanic」「Motorcycle Mechanic」が並んでいます。電気まわりの整備をする「Automotive Electrician」も同じ表にあります。

英語の国で正式に使われている言い方として、覚えておくと安心ですね。

英語表記は3つの場面で使い分ける

ここが大事

自動車整備士の英語は、「職業名」「資格名」「書類での書き方」の3つの場面で使う言葉が変わります。場面を分けて考えると迷いません。

英語で困るのは、仕事の名前と資格の名前をごちゃまぜにしてしまう時なんです。場面ごとに分けてみましょう。

場面使う言葉の例ポイント
職業名(会話・自己紹介)I’m a car mechanic.mechanic だけで十分伝わる
資格名(資格を説明する時)a national certification for automotive mechanics in Japan公式の英訳がないので中身を説明する
書類での書き方(英文の履歴書など)Grade 2 Automotive Mechanic (Gasoline) と日本語の正式名称を並べる英語と日本語の両方を書いておく
自動車整備士の英語を職業名・資格名・書類の3つの場面に分けた早見図

職業名なら mechanic で十分

自己紹介なら、短い言い方がいちばんです。

「What do you do?」
「I’m a car mechanic. I work at a repair shop.」

こんなふうに、どこで働いているかを一言足すと、会話が続きやすくなりますよ。

資格名は「中身」を英語で説明する

国土交通省や日本自動車整備振興会連合会(JASPA)が決めた、自動車整備士の公式の英訳は見当たりません。ですから、資格名を英語にする時は「どんな資格か」を説明する形が安全です。

伝える中身は3つで十分です。国の資格であること、何級か、どんな車やエンジンが対象か、の3つですね。

仕事の中身も英語で言えると伝わりやすい

『整備士です』と言えたら、次は何をしているかを聞かれることが多いですよね。よく使う作業の言い方を、いくつか覚えておくと安心です。

日本語英語の言い方の例
点検inspection
定期点検regular inspection / periodic inspection
車検vehicle inspection(日本の車検だと一言添える)
修理repair
部品の交換parts replacement
整備工場repair shop / garage

「What kind of work do you do?」
「Mostly inspections and brake repairs.」

こんなふうに、作業の名前を2つくらい言えると会話がぐっと具体的になります。

車検は日本独特の仕組みなので、英語にしても相手の国の制度とは違うことがあります。「a mandatory vehicle inspection in Japan」のように、日本の決まりだと添えると誤解が減りますよ。

自動車整備士の資格を英語で書く時のコツ

先に結論

資格を英語で書く時は、英語の説明と日本語の正式名称を並べて書きます。英語だけにすると、元の資格が何か分からなくなってしまうからです。

日本の自動車整備士の資格は、自動車整備士技能検定規則で級と種類ごとに名前が決まっています。英語にする時も、この級と種類を落とさないのがポイントです。

英語にする時の書き方の例

ここで紹介するのは、公式の訳ではなく、伝わりやすさを考えた書き方の一例です。

日本語の正式名称英語での書き方の例
一級小型自動車整備士Grade 1 Automotive Mechanic (Small Vehicles)
二級ガソリン自動車整備士Grade 2 Automotive Mechanic (Gasoline Engine Vehicles)
二級ジーゼル自動車整備士Grade 2 Automotive Mechanic (Diesel Engine Vehicles)
三級自動車シャシ整備士Grade 3 Automotive Chassis Mechanic
二級二輪自動車整備士Grade 2 Motorcycle Mechanic

英文の履歴書なら、この英語のあとに日本語の正式名称をかっこ書きで添えておきましょう。「national qualification in Japan」と一言足すと、国の資格だと伝わります。

よくある失敗

「Engineer」と書くと、車の設計や開発をする人だと受け取られることがあります。整備の仕事を伝えたいなら mechanic を使い、資格の中身を説明する形にしておきましょう。

令和9年からの新しい資格名はどう書く?

令和9年1月1日から、資格の種類が見直されます。たとえば二級ガソリンと二級ジーゼルは「二級自動車整備士(総合)」にまとめられ、今の資格を持っている人は新しい資格に合格したものとみなされます。

『英語も書き直さないといけないの?』と思うかもしれませんね。英文の書類でも、基本は手元の合格証書の名前に合わせておけば大丈夫です。

新しい名前で書きたい時は、「Grade 2 Automotive Mechanic (General)」のように、総合の部分を英語で添える形が分かりやすいでしょう。どちらの場合も、日本語の正式名称を並べておくのが安心です。

英文の書類を出す前に確かめること

英語で資格を書く前のチェック
  • 合格証書の正式名称を一字ずつ確かめる
  • 級(Grade)と種類(Gasoline など)を両方入れる
  • 日本語の正式名称をかっこ書きで添える
  • 国の資格だと分かる一言を入れる
  • 提出先に決まった書き方がないか確かめる

日本語の正式名称の一覧は、自動車整備士の別名・呼び方でまとめています。日本語の履歴書の書き方は、自動車整備士の資格の履歴書への書き方を見てみてください。

自動車整備士のカタカナと読み方

先に結論

mechanic のカタカナは「メカニック」です。真ん中の「カ」を強めに言うと、英語らしく聞こえます。

自動車整備士をカタカナで言うなら、「メカニック」がいちばん身近ですよね。日本の職場や求人でもふつうに使われています。

英語カタカナ読み方のコツ
mechanicメカニック「カ」を強く。最後の「ク」は軽く
car mechanicカーメカニック「カー」と「メカニック」を続けて
auto mechanicオートメカニック「オート」は伸ばしすぎない
technicianテクニシャン「ニ」を強く

テクニシャンという言い方もある

英語では、technician という言葉で整備の仕事をする人を表すこともあります。技術を持つ人、という意味の言葉です。

ただ、日本で話す時は「メカニック」のほうが分かってもらいやすいでしょう。相手が英語の人なら、mechanic と technician のどちらでも意味は通じます。

英語の言い方でよくある相談

先に結論

迷いが多いのは「メカニックとエンジニアのどっち?」と「海外で通じる?」の2つです。整備の仕事ならメカニック、海外で働くなら資格の扱いは国ごとに確かめる、が答えです。

よく寄せられる相談を、内容をまとめた形で紹介します。

相談1:カーメカニックとカーエンジニア、どれが正しい?

自動車整備士を英語に訳すと、カーメカニックとカーエンジニアのどちらが正しいのか、という相談です。閲覧数がとても多く、同じ疑問を持つ人がたくさんいることが分かります。

整備の仕事を伝えたいなら、カーメカニックのほうが近い言葉です。エンジニアは、車をつくる側の技術者にも使われるからなんです。

相談2:オーストラリアで整備士として働くには?

オーストラリアは整備士が足りないと聞くけれど、日本の整備士が向こうで働くにはどうすればいいか、という相談もよく見かけます。

先ほど紹介したように、オーストラリアのビザの法令には「Motor Mechanic (General)」が職業として載っています。ただ、日本の資格がそのまま向こうの資格として認められるかどうかは、公式の情報で確かめられていません。

海外で働く準備は、自動車整備士は海外で働ける?で順番にまとめています。

相談3:「自動車整備士」をひと言で英語にすると?

もっとシンプルに、自動車整備士って英語で何と言うのか、という相談も多いです。

ひと言で言うなら、やはり mechanic です。相手が車の話だと分かっていなければ、car mechanic と言っておけば迷わせません。

英語を活かして働きたい人へ

先に結論

英語を使う場面は、海外だけではありません。国内でも、外国から来た仲間と働く職場や、外国のお客さんが来る職場があります。

整備の現場では、外国から来た人と一緒に働くことも増えていますよね。そんな職場では、mechanic や工具の英語が少し話せるだけで、ぐっと仕事がしやすくなるんです。

今の職場で経験を積むのも、学校で資格を目指すのも、もちろん正当な道です。そのうえで、英語を活かせる職場や、資格を活かせる職場を探してみたい方は、整備士の求人を比べてみると選択肢が広がりますよ。

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よくある質問

自動車整備士を英語で言うと何ですか?

一般的には mechanic(メカニック)です。車の整備士だとはっきりさせるなら car mechanic や auto mechanic と言います。

自動車整備士の資格に公式の英語名はありますか?

国土交通省や日本自動車整備振興会連合会が決めた公式の英訳は見当たりません。英語で書く時は、級と種類を英語で説明し、日本語の正式名称を添えるのが安全です。

自動車整備士の英語の読み方は?

mechanic は「メカニック」と読みます。真ん中の「カ」を強めに言うと、英語らしく聞こえます。

英文の履歴書には、資格をどう書けばいいですか?

「Grade 2 Automotive Mechanic (Gasoline Engine Vehicles)」のように級と種類を英語で書き、日本語の正式名称をかっこ書きで添える方法がおすすめです。公式の訳ではないので、国の資格であることも一言添えておきましょう。

メカニックとエンジニアはどちらを使えばいいですか?

整備の仕事を伝えたいならメカニックです。エンジニアは車の設計や開発をする人にも使われるため、誤解されることがあります。

まとめ

この記事の要点
  • 自動車整備士の英語は mechanic(メカニック)が基本
  • car mechanic や auto mechanic で車の整備士だと伝わる
  • 資格名には公式の英訳がなく、中身を英語で説明する
  • 英文の書類には日本語の正式名称も添える
  • エンジニアは開発の仕事と誤解されることがある
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自動車整備士ガイド 編集部

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